晴天の霹靂(へきれき)という小説をご存知ですか?
お笑い芸人の劇団ひとりさんが書いた小説です。
マジックに興味のある人ならオススメの本です。
なぜなら、この小説の主人公には、 一流になれないマジシャンが登場するからです。
私は普段、小説ってまったく読まないのですが、 内容がマジシャンということもあって、 読んでみることにしました。
それに、この小説が映画化される、ということを知って、この本を買ってみることにしました。
場末のマジックバーで働く、売れないマジシャン・轟晴夫。
父親との関係、母親の存在、そして、自分がどのようにしてこの世に生まれてきたのか知ることになる出来事、が起こるなど。
後輩でちょっと有名になった生意気なマジシャンをとてもリアルに表現していますし、
頭の固いマジックバーの 店長からダメ出だしをされたりなど、そんなシーンが 描写され、物語にぐいぐい引き込まれました。
特にマジックを人前で見せたことがあって、 失敗した経験があるなら、この小説の前半で描かれている、主人公のマジック奮闘記にとても共感できます。
「わかるわかる、自分もこれに似た場面があったなぁ」なんて思いながら読んでました。
老人ホームでのマジックの様子が描かれています。
私はこの章で描かれてる描写にとても共感しました。
劇団ひとりさんて、こんなにマジックについて詳しかったのか?と驚くほど、マジシャンの心情をとてもリアルに描写しています。
amazonでも文庫本が販売されています。
そして、この小説が、映画化されるのが決定されています。
2014年5月に 公開予定です。劇団ひとりさんの初監督作品になります。
出演は、大泉洋さん、柴咲コウさん、劇団ひとりさんなど。
すでに撮影は終了されています。
映画公開がとても楽しみです。
来年の5月公開予定ですので、この数か月前からおそらく 映画の宣伝がはじまり、いろいろなテレビ番組に 大泉洋さんらが出演すると思います。
そうなると、プチ・マジックブームがやってくると思います。
ということは、その頃、マジックができるようになっていると、あなたは、注目されることになりますね。
まだ、時間はありますから、今のうちに、マジックを覚えておくとよいでしょう。